海戦における基本戦術
海戦を始める前に…まずはスパイを潜入させる。
スパイレベルが2になると敵飛行場の場所、および配備されている航空機の数が分かります。また、スパイレベル3になると、敵艦隊の詳細な情報まで分かります。最低限スパイレベル2にしてから敵地へ突入したいですね。
作戦海域に突入したら…とにかく索敵機を飛ばし、敵の位置を把握する。
当然ですね。当然なんですが、ゲームが進んで海戦を早く終わらせたくなってくると、おろそかになりがちです。思わぬ打撃を受けることもありますので、基本に忠実にいきましょう。
駆逐艦部隊、巡洋艦部隊、戦艦部隊、空母部隊の順に編成しなおす。
空母部隊を最後列に持っていくのは当然ですね。間違っても敵の戦艦部隊と夜間に遭遇、なんてことのないようにしましょう。
最前列の駆逐艦隊は、警戒隊としての役割、魚雷艇の役割をします。快速を生かして敵の懐深くに突入し、魚雷を発射したら全速力で離脱しましょう。また、この駆逐艦隊は、いちはやく敵索敵機に発見されることで、敵の航空兵力を吸収してくれる、囮の役割も果たしてくれます。駆逐艦は、なぜか航空攻撃に強い(爆弾は命中しないし、魚雷は結構簡単にかわせる)し、たとえ撃沈されても、所詮駆逐艦なので、大して損害も大きくありません。
巡洋艦部隊は、後方の戦艦部隊を魚雷から守ると共に、敵に砲撃・雷撃を加えます。T字戦法が有効です。多少被害を受けた艦があっても、機関に損害を受けない限り退避はせずに、本隊の隊列が乱れないようにします。
戦艦部隊は、その長い射程を生かし、敵の砲撃・雷撃の届かない範囲から敵を砲撃し、巡洋艦部隊を援護します。魚雷攻撃には弱いので、敵に近づきすぎないように、適度に距離を保ちましょう。
但し、このように編成しなおすのは、敵との距離がまだ十分にある場合のみです。艦隊を編成しなおすのは、かなり時間を食い、その間に敵に発見されると、一段と混乱するので、付近に敵を発見したら、まずはともあれ攻撃です。
一艦隊は12隻以上、または8隻以下に。
空母を含まない場合、8隻以下なら単縦隊、9隻以上なら二列縦隊になります。そのため、10隻とか、中途半端な数で艦隊を編成すると、2隻が撃沈された段階で単縦隊になろうとして、艦隊に混乱が起こります。魚雷戦中の混乱は致命的な打撃を受けることになるので、絶対に避けなければなりません。
T字戦法
日本海海戦で有名になった東郷ターンですが、非常に有効です。敵の先頭艦から順に砲撃を集中させ、各個撃破していきます。完全な「T」字にならなくても、常に敵の頭を抑えるように行動することで、火力を集中させることができます。
戦艦・巡洋艦・駆逐艦からなる艦隊なら、軽巡洋艦を旗艦にする。
通常、艦隊は戦艦・重巡洋艦、軽巡洋艦、駆逐艦の順に並びますが、この順番でならんでいると、先頭艦は砲撃は強いけれども魚雷は発射できない、逆に、後方の艦は魚雷は発射できても、砲撃が弱い、というふうに、バランスが悪くなります。大抵、後方の駆逐艦が敵の反撃の犠牲になります。
そこで、軽巡洋艦を旗艦にすることで、少しでも後方の艦がやられるのを防ぐことができます。